2025年1月1日に開催されるニューイヤー駅伝は、全日本実業団対抗駅伝競走大会として群馬県内の7区間・全長100kmで行われます。
今年も全国から強豪チームが集結し、白熱したレースが期待されています。
注目のチームと選手をまとめたので、初めて見る方から毎年見ている方も注目しておくべき点をご紹介します。
注目チーム
トヨタ自動車
前回大会の優勝チームであり、連覇を目指します。
パリ五輪10000m出場の太田智樹選手や、駒澤大学出身のルーキー鈴木芽吹選手、前回優勝メンバーの田中秀幸選手や西山雄介選手など、層の厚い選手陣を擁していて、安定した強さを誇ります。
GMOインターネットグループ
悲願の初優勝を狙うチームとして注目されている、勢いに乗る新鋭チームです。
エースの吉田祐也選手は、12月1日の福岡国際マラソンで日本歴代3位の2時間5分16秒をマークして優勝。
他にも、自己ベストを更新した今江勇人選手や、世界選手権5000mで2大会連続メダルを獲得しているジャコブ・クロップ選手らがチームを支えています。
近年、着実に実力を伸ばしており、上位進出が期待されます。
旭化成
最多25回の優勝を誇る名門チーム。
古豪復活を目指し、王座返り咲きを狙います。
パリ五輪10000m代表の葛西潤選手や、東京五輪10000m代表の相澤晃選手、ベテランの大六野秀畝選手、2年目の井川龍人選手や齋藤椋選手など、豊富な戦力を有しています。
Honda
過去に連覇の実績を持つ強豪チームです。
エースの伊藤達彦選手、パリ五輪代表の青木涼真選手や小山直城選手、前回2区を担当した中山顕選手らと選手層も充実しており、注目のチームです。
富士通
マラソン日本記録保持者の鈴木健吾選手、東京五輪代表の松枝博輝選手や坂東悠汰選手、駅伝巧者の横手健選手らが揃い、上位進出を狙います。
注目選手
- 吉田祐也(GMOインターネットグループ)
青山学院大学を卒業する際に一度は競技引退を決意しましたが、最初で最後の箱根駅伝で覚醒。
マラソン大会で優勝するなど、近年の活躍は目覚ましいものがあります。
1区にエントリーされており、どんな走りを見せてくれるのか注目です。
- 三浦龍司(SUBARU)
東京オリンピック3000m障害で活躍した三浦選手が加入し、チームの戦力アップに貢献しています。
1区にエントリー。その走りに注目が集まります。
- 吉居大和(トヨタ自動車)
中央大学時代は箱根駅伝で区間賞を獲得するなど活躍。
初のニューイヤー駅伝でどんな活躍を見せてくれるのか見物です。
- 鈴木芽吹(トヨタ自動車)
駒澤大学時代に箱根駅伝で活躍した鈴木芽吹選手が、満を持してニューイヤー駅伝に登場。
2区にエントリーされています。箱根で活躍した選手が多くエントリーされていますね。
- 小山直城(Honda)
パリ五輪男子マラソン代表として活躍した小山選手が、2区(21.9km)のエース区間を担当します。
その走りに期待が高まりますね。
- 赤崎暁(九電工)
同じくパリ五輪男子マラソン代表の赤崎選手が、2区を走ります。
トップランナー同士の競り合いが見どころです。
見どころ
今年の大会では、各チームのエースが揃う2区(21.9km)が最大の注目ポイントです。
オリンピック代表選手たちの直接対決が予想され、序盤から激しい展開が期待されます。
また、各チームの戦略や選手起用にも注目です。
大会の模様は、2025年1月1日9時15分からTBS系列で生中継されます。
新年最初のビッグイベントとして、多くのファンが熱い視線を送ることでしょう。
楽しみですね!!
2025ニューイヤー駅伝結果
結果は・・・7区で大逆転!
旭化成が史上最多26回目の優勝を飾りました!
最後の最後にHondaを追い抜き、逆転勝ちでした!
最下位の武田薬品チームについて
優勝や入賞チームではありませんが「武田薬品」が注目されました。
今回かなりのハイスペースだったため、早い段階で繰り上げスタートが入りました。
武田薬品は2区でタスキを繋げず、繰り上げスタート。
しかしそのバックグラウンドに注目が集まりました。
武田薬品の出場チームは、全員がフルタイム勤務。
実業団チームが多く、実業団はほとんどが午前勤務で午後練習できる環境。
その中で武田薬品はフルタイム勤務をこなしてからの練習。
全員揃っての練習も月に1,2回だったとのこと。
そのような状況で予選を勝ち抜きニューイヤー駅伝に出場できるというのは素晴らしいことです!
応援したいチームが増えてしまいました・・!
来年もぜひ出場して活躍する姿を見たくなりました。
個人的にはもう少し練習時間を確保してあげてほしいですが・・!
何はともあれ、出場された選手の皆様、本当にお疲れさまでした!!!!
また来年のニューイヤー駅伝を楽しみに待ちましょう!