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お正月の風物詩ともいえる、箱根駅伝。
駅伝や陸上に興味がない人でも知らない人はきっといませんよね。
ではニューイヤー駅伝については、聞いたことあるけど社会人の駅伝?
どういうものなの?という方もいるのではないでしょうか。
ニューイヤー駅伝について気になる点を調べてみました!
ニューイヤー駅伝の概要
ニューイヤー駅伝(New Year Ekiden)は、日本で毎年1月1日の元旦に開催される男子実業団対抗駅伝競走です。
正式には全日本実業団対抗駅伝競走大会と呼ばれ、実業団チーム(会社の陸上部)が参加し全国トップレベルの選手たちが競い合います。
- 開催地: 群馬県
- コース: 前橋市をスタート・ゴール地点とする全長約100kmのコース。7区間に分かれています。
- 主催: 日本実業団陸上競技連合(JITA)、日本陸上競技連盟、TBSテレビ
- 参加資格: 各地区の予選を勝ち抜いたチームが参加。
特徴
- 実業団駅伝の最高峰と位置付けられ、全国各地の強豪チームが集結します。
- 多くのオリンピック代表選手やマラソンのトップランナーが出場するため、非常にレベルの高いレースとなっています。
- 正月の風物詩としてテレビ中継も行われ、多くのファンに親しまれています。
出場条件は?シード権はある?
出場条件やシード権についてですが、まず地区予選があり、地区予選に突破しないと出場することができません。
地区予選の突破
- ニューイヤー駅伝では、全国を9つの地区に分け、それぞれで予選大会(地区予選)が開催されます。
- 北海道地区:北海道実業団駅伝
- 東北地区:東北実業団駅伝
- 北関東地区:東日本実業団駅伝
- 南関東地区:同上(東日本実業団駅伝)
- 中部地区:中部実業団駅伝
- 北陸地区:北陸実業団駅伝
- 近畿地区:関西実業団駅伝
- 中国地区:中国実業団駅伝
- 四国地区:四国実業団駅伝
- 九州地区:九州実業団駅伝
- 各地区予選での上位チームがニューイヤー駅伝への出場権を獲得します。
ニューイヤー駅伝のシード権は?
現在シード権はありません。
そのため前回大会で好成績を残していても、地区予選に突破しないと出場することができません。
ただ、前回大会の上位チームの所属地区によって各地区の出場可能枠が変動します。
関東地区のチームが毎年多く出場しているのはこの理由のためです。
その他
予選に出場しないチームや選手は、ニューイヤー駅伝には参加できません。
外国人登録選手(留学生など)については、1チームあたりの起用制限があるため、各チームが戦略的に選手を配置します。
4区は「インターナショナル区間」となっており、外国人選手の登録が可能な唯一の区間。
7.8㎞と短距離の区間のため、「高速の4区」とも呼ばれています。
ニューイヤー駅伝の歴史
ニューイヤー駅伝(全日本実業団対抗駅伝)は、日本の駅伝競走の中でも長い歴史を持つ大会です。
大会の始まり
- 創設年: 1957年(昭和32年)
- 日本の実業団陸上界を盛り上げるため、全国規模の駅伝競走大会としてスタートしました。
- 初回大会は、三重県の伊勢神宮を中心に行われました。
主な歴史
- コースの変遷
- 初期の大会ではコースが年ごとに異なることがありましたが、現在は群馬県を舞台に固定されています。
- 現在のコースは、前橋市をスタート・ゴール地点とする全長約100km(7区間)です。
- テレビ中継の開始
- 1988年にTBSが完全生中継を開始(以前は中継のみ)これにより、全国的な注目を集める大会となりました。
- 元日の恒例行事として定着し、「正月の風物詩」として親しまれています。
- 外国人選手の活躍
- 1980年代以降、アフリカ出身の外国人選手が多くのチームに加入し、駅伝の戦略やスピードが大きく変わりました。
- 外国人選手の活躍により、区間記録が大幅に更新されることも多くなりました。
- チーム編成の変化
- 創設当初は日本国内の大企業が中心でしたが、地方企業や中小企業のチームも増加。
- 地域密着型のチームが地元の応援を受けて活躍する場面も増えています。
- 時代を代表する選手たち
- 前年まで箱根駅伝を賑わせた選手が多く出場しています。
- これまでに多くのオリンピック代表選手やマラソンランナーが出場してきました。
- 駅伝での活躍が、その後のマラソンや国際大会への飛躍につながることも多いです。
- 優勝チームや主な出場チーム
- 最多優勝は旭化成で、25回の優勝を誇っています。
- 最多出場回数はKao(元:カネボウ)と旭化成の2チームが62回出場しています。
元旦はニューイヤー駅伝を応援しよう!
ニューイヤー駅伝について調べてまとめました。
箱根駅伝に出場していた選手が多く出場しており、年々注目度が上がっていった大会でもあります。
2024年の優勝はトヨタ自動車でした。
2025年はどこのチームが優勝するのでしょうか?
箱根駅伝の前に、ニューイヤー駅伝を応援しましょう!