山本歩夢選手は國學院大學に所属する駅伝選手です。
駅伝だけでなくハーフマラソンに出場するなど、意欲的に活動されている選手。
2024年全日本大学駅伝では区間新を更新し、初優勝へ貢献。今大会MVPを受賞しました。
プロフィールから人物像、愛用品まで徹底的に調べてきました!
プロフィール
基本情報
- 生年月日: 2002年6月24日
- 出身校: 自由ケ丘高校(福岡県)
- 身長・体重: 168cm・53kg
山本歩夢選手は國學院大学陸上部のエースランナーとして注目される駅伝選手です。
高校時代から全国レベルで活躍し、大学では箱根駅伝や全日本大学駅伝などで優れたパフォーマンスを見せています。
5000mの自己ベストは13分46秒92、10000mでは28分41秒59を記録しており、学生トップクラスの成績を誇っています。
2023年度は故障に苦しみ、箱根駅伝は補欠。箱根駅伝に出場できずかなりショックを受けたようです。
ですが仲間やライバルとの絆が力となり復活を遂げています。
特に同級生で主将の平林選手とはお互いを高め合う良き関係です。
2024年の全日本大学駅伝で6区の区間新記録となる区間賞を獲得しMVPを受賞
チームの優勝に大きく貢献しました。
主な経歴
主な競技歴
- 高校時代
- 全国高校駅伝やインターハイに出場。
- 高校3年生時に5000mで14分台を記録し注目を集める。
- 大学進学後(國學院大学)
- 2022年1月: 箱根駅伝に初出場。
- 2024年11月: 全日本大学駅伝で6区の区間新記録を獲得し、チームの優勝に貢献。
- 2021年~2024年: 箱根駅伝や全日本大学駅伝などの大会で安定した成績を残し、エースとしてチームを牽引。
自己ベスト記録
- 5000m: 13分34秒85(2023年)
- 10000m: 28分16秒92(2023年)
- ハーフマラソン: 1時間00分43秒(2022年)
※この記録は学生日本人歴代2位
山本選手は、大学駅伝界で最も期待される選手の一人であり、特に長距離種目で高いパフォーマンスを発揮しています。
卒業後の実業団やマラソンへの挑戦も期待されています。
どんな人物?
エピソード:箱根駅伝
第99回箱根駅伝大会で、創価大の選手と接触する事故がありました。
テレビ画面上で見ていた限りでは故意にぶつかった・・?とも見えるシーンだったのですが、実情はわかりにくいコースで左に曲がっていかなければいけないところで直進しようとしてしまい、ぶつかってしまったとのこと。
視聴者からは創価大選手へ批判が集まってしまったのですが、山本歩夢選手はTwitter(現在のX)でフォローしています。
人柄の良さがにじみ出ていますよね。
おそらく接触した側が間違えたと訴えても、批判は止まなかったでしょう。
山本選手が投稿してくださったおかげで原因がわかり、スポーツ界のスポーツマンシップが垣間見れました。
平林選手とはライバルであり、盟友
同級生であり、國學院大學の現主将であり、何かと話題になることが多い平林清澄選手。
そんな平林選手との関係性はどうなのでしょうか?
「平林は大エースだとみんな分かっていますが、國學院は平林だけとは思われたくないです」
ただ、競技者として強く意識する相手であっても、昔も今も心が通じ合う盟友。1年時から2人でジョグをすれば、「4年目で一緒に箱根で優勝しよう」と、数え切れないほど同じ会話を交わしてきた。寮の部屋には毎日のように平林が来て、延々と陸上談義に花を咲かせる。山本はいつも聞き役だという。
「あそこまで陸上競技が好きなヤツはいないと思います」
今は主将を支える副主将の立場でもある。ストイック過ぎる平林が厳しい口調で後輩を叱咤すれば、優しくフォローするのは山本の役目。お互いの性格を理解しており、役割をうまく分担してチームをつくってきた。今年度はすでに出雲駅伝、全日本大学駅伝と2冠を達成。残すところはあと1つ。最後の箱根駅伝に懸ける思いは、誰よりも強いと自負する。
「復路よりも往路を走りたい。そのためには、後輩の青木瑠郁(3年)、辻原輝(2年)たちにも勝たないとダメですよね。本当は僕だって目立ちたいです」
冗談まじりに笑うが、目は本気だった。中継ぎエースでは満足できない。夏合宿でも口にしてきた思いがある。
「1区で区間賞を取って、平林に襷をつなぎたい」
「國學院大はエース平林だけじゃない」全日本駅伝MVP「もう一人の男」山本歩夢の“夢”…箱根駅伝「1区区間賞で同期・平林にタスキ」で初優勝・三冠へ(4/4) – 駅伝 – Number Web – ナンバー
個人的にも、平林選手はもちろん素晴らしい選手ですが山本歩夢選手の存在は國學院大學においてとっても大きな存在です。
平林選手が注目されがちですが山本歩夢選手の存在があってこそな部分もあると思います。
平林選手と切磋琢磨し、ライバルであり盟友という関係性。
2025年箱根駅伝、最後の戦いでは2区平林選手から3区山本歩夢選手への襷渡しを見ることができました。
いちファンとして、感無量です。
愛用品
山本歩夢選手はどんなものを愛用しているのでしょうか?
駅伝選手と言えば特に気になるのは足元、靴ですよね。
シューズ
2024年開催の全日本大学駅伝大会時は、NIKEを着用されていました。
NIKEのアルファフライです。白地にピンクが入ったモデルを履いていました。
出雲、全日本、箱根駅伝デビューした年もNIKEでした。
ナイキの「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」を着用されていたようです。
ピンク色のランニングシューズで、一時期の箱根駅伝でみんな履いていて名物になっていましたね。
腕時計は?
はっきりとした情報はありませんでしたが、おそらくCOROS(カロス)の腕時計を使用しているのではないでしょうか。
なぜかというと、山本選手がCOROSのプレゼントキャンペーンをリポストされていたからです。
また走っている姿を見る限りですが、COROSの黒い腕時計をしているのではないかと思います。
その他の愛用品
山本選手は体にコラントッテNSマグネバンという血行をよくするシールを貼っています。
山本選手以外の選手もよく首や足に貼っている姿を見かけますよね。
卒業後の進路は決まっている?
旭化成に就職するのではないかという話が出ているようです。
というのも、國學院大學へ入学する決め手となったのが土方選手と藤木選手2人の箱根駅伝での活躍を見たことで、その2人が旭化成のチームに所属しているのです。
旭化成は社会人駅伝での優勝数も多く、またマラソンにも力を入れています。
今後を考えても旭化成へ進む可能性が高そうですよね。
2025年箱根駅伝結果
山本歩夢選手について、いかがでしたか?
國學院大學の2大エースとして、國學院大學の駅伝を盛り上げてくれました。
2025年箱根駅伝の結果は、総合3位。
過去最高位と並びましたが、総合優勝を目指していたので悔しい結果となりました。
しかし、平林選手が言ったように、
「襷はつなぎました。あとは後輩たちが来年、大手町にトップで襷を叩き込んでくれると思います」
という言葉。きっと山本歩夢選手や4年生も同じ想いでしょう。
山本歩夢選手の果敢な攻めで一時は駒沢大の選手を抜きそうになった3区。
しかしその後に差し込みがあったのか、苦悶の表情をしながらも懸命に走る姿に胸を打たれました。
最後まで諦めない気持ちは後輩たちにも受け継がれているでしょう。
いつか優勝するその日まで応援していきましょう!!!