鶴川正也選手はまだ一度も箱根駅伝に出場していない選手ですが、とても実力のある選手で”遅れてきた大エース”と言われています。
満を持して箱根駅伝の3区を走行しました。
まずは経歴から振り返ってみましょう!
プロフィール
鶴川正也(つるかわまさや)選手は、青山学院大学総合文化政策学部に在籍する4年生の長距離ランナーで、熊本県出身です。
基本情報
- 所属: 青山学院大学 総合文化政策学部 4年
- 生年月日: 2003年6月2日
- 出身地: 熊本県熊本市
- 出身校: 九州学院高等学校
- 身長/体重: 172cm / 58kg
- 専門種目: 長距離走(5000m、10000m)、駅伝
主な経歴・記録
高校時代
- 全国高校駅伝(2020年)
- 1区を担当し、区間賞を獲得。九州学院高等学校の優勝に貢献。
大学時代
- 日本選手権 5000m(2024年6月)
- 記録: 13分18秒51
- 屋外レースとして日本人学生歴代最高タイムを記録し、4位入賞。
- 出雲駅伝
- 2024年10月の大会で1区を走行し区間賞を獲得。
- 全日本大学駅伝
- 2024年11月の大会で2区を担当し、区間賞を獲得。
入学後は故障に悩まされ3年間は思うような結果を残せませんでしたが、4年生となった今季は飛躍的な成長を遂げています。
自己記録:
- 5000m: 13分18秒51
- 10000m: 27分43秒33
鶴川選手は、これまでの苦難を乗り越えて今季素晴らしいベスト記録を出されています。
最終学年での箱根駅伝での活躍に期待が高まりますね。
鶴川正也選手の愛用品
シューズ(靴)
鶴川選手はadidas(アディダス)の「アディゼロ アディオス プロ 4」を着用されています。
出雲駅伝でアディダスシューズで区間賞を獲得しました。
卒業後の進路・就職先は?
調べてみましたが鶴川選手の現時点で進路・就職先の情報はありませんでした。
しかし今季の活躍を考えると、実業団チームへ進むのではないかと考えられます。
情報が出たらアップデートしたいと思います!
エピソード
大学入学当初からケガに悩まされる
鶴川選手は高校駅伝で活躍し、鳴り物入りで青山学院大学に入学。
しかし待ち受けていたのは故障に悩まされる日々でした。
3年間は右大腿(だいたい)骨疲労骨折をはじめ故障に泣いてきた。前回優勝時はメンバーの付き添い。青山学院大の鶴川は「同期の走りは励みでもあり、同時に悔しくもあった。それが原動力になってきた」と語る。
青山学院大・鶴川正也、最初で最後の箱根路で「他を圧倒する」…原晋監督「5000m12分台出す男」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュースより引用
悔しさをバネに、今季の活躍ぶりは素晴らしいものがあります。
箱根駅伝への想い
一度も出場できていない箱根駅伝。
満を持して4年生での箱根駅伝デビュー。
見据えるのは有終の美だけだ。「僕はまだ青学に来て何も成し遂げていない。最初で最後の箱根。他を圧倒する走りで勝負を決め、大手町で笑い合いたい」。
青山学院大・鶴川正也、最初で最後の箱根路で「他を圧倒する」…原晋監督「5000m12分台出す男」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュースより引用
最初で最後の箱根駅伝、前半こそ快走したものの後半は失速してしまったイメージ。
しかし出雲駅伝・全日本大学駅伝ときて、ついに箱根駅伝を走行しました。
結果は思うように行かなかったかもしれませんが、走り切って次につなげてくれました。