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最終学年となる中川雄太選手。
箱根駅伝への出走経験はありません。
最後の箱根駅伝で、有終の美を飾るのか?
中川選手の経歴を振り返って行きましょう。

プロフィール
中川 雄太(なかがわ ゆうた)選手は、國學院大學陸上競技部に所属する長距離ランナーです。
秋田工業高等学校出身で、2021年に國學院大學人間開発学部健康体育学科に入学しました。
基本情報
- 氏名: 中川 雄太(なかがわ ゆうた)
- 所属: 國學院大學陸上競技部
- 学部: 人間開発学部健康体育学科
- 出身校: 秋田工業高等学校
- 生年: 2002年度生まれ
- 学年: 4年生(2024年度)
経歴
中川選手は秋田工業高等学校時代、全国高校駅伝に出場し、2018年には6区で7位、2019年には1区で10位、2020年には1区で15位の成績を収めました。
大学進学後は、シンスプリントの症状に悩まされながらも着実に力をつけてきました。
2024年12月時点で、箱根駅伝2025のエントリーメンバーに名を連ねており、チームの戦力として期待されています。
ハーフマラソンの成績
- 東京レガシーハーフマラソン2024(2024年10月20日): 1時間2分45秒の自己ベストを記録し、学生トップでフィニッシュしました。
- 第37回上尾シティハーフマラソン(2024年11月17日): 1時間2分46秒のタイムで完走しました。
4年生となった最近は意欲的な成績を出しています。
エピソード
ケガに悩まされ競技を辞めようとしていた
大学入学時は期待される選手の一人として入部。
しかし大学へ進学後は、上述したようにケガに悩まされ思うような走りができずにいました。
大学2年生の時には競技を辞めようとしたそうです。
もう一回諦めずに続ける勇気が素晴らしいです。
周りに支えられ、ハーフマラソンでの好成績につながったのでしょう。
ハーフマラソンでの好成績
上述したように直近のハーフマラソンで好成績を記録しています。
2024年10月開催の東京レガシーハーフマラソン2024では自己ベストを更新。
学生トップで優勝を飾りました。
箱根駅伝への想い
中川選手はまだ一度も箱根駅伝への出場経験がありません。
4年生の他選手はほぼ一度は出場している中、ケガに悩まされ思うようにレースへ出られなかったことが響き、一度も出場をしていない中での今回エントリー。
2024年11月開催の「上尾シティハーフマラソン」後は下記コメントをしています。
残り約1か月半後の箱根駅伝で、今日の悔しさだけではなく4年間味わった悔しい気持ちを全てぶつけて、箱根駅伝では走りで貢献できるように準備をしていきます。
https://www.instagram.com/p/DCdqVfcPf7X/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==インスタグラムより引用
箱根駅伝の後日談
箱根を走れないとわかった際の状況について、大みそかの様子がわかりました。
大みそかにもドラマがあった。10区候補は中川雄太(4年)と吉田蔵之介(2年)だった。メンバーを発表するミーティングの前に前田康弘監督(47)は中川を監督室に呼び、吉田蔵の起用を告げた。「1対1で伝えるべきと思った」と前田監督は明かす。
直後のミーティングで中川はずっと涙を流していたという。何ともいえない空気のままミーティングが終わろうとした時「一言、いいですか」と中川が手を挙げた。「僕は弱いから外れた。選ばれた10人は頑張ってほしい」。中川のゲキに平林清澄主将(4年)をはじめチーム全員が泣いた。
「一度も箱根を走れないことが決まり、泣いてしまったけど、あのままミーティングを終わらせてはいけない、と思いました」と中川は当時の心境を明かした。
チーム全員が泣いた 箱根を走れなかった国学院大4年生の言動に感銘を受けたより引用
ケガに悩まされた大学での選手生活。
箱根を走りたい、という想いは想像できないほど強かったことでしょう。
けれど最後までチームのことを考え、チームのためにゲキを飛ばす姿は、箱根出場選手だけでなくチームや後輩たちの心に何かを残したのではないでしょうか。


卒業後の進路や就職先について
卒業後の進路は自衛隊体育学校を予定されています。
自衛隊体育学校は、社会人駅伝で有名なニューイヤー駅伝に出場経験もあるチーム。
2024年11月「東日本実業団対抗駅伝」に出場していますす。
実業団で活躍する姿を見たいですね。
応援していきましょう!